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ファイナルファンタジーVII Official Establishment File

FF7の登場キャラクターのことが｢50ページ｣にわたり書かれている。
ちなみにこの本の総ページ数は96ページ。
ワールド編が50ページのキャラクター紹介の後にあるが、内容は少し薄め。地名ごとのCGと、その説明が書いてあるだけだ。

結局この本は｢キャラクター集｣と見た方がいい。

キャラごとの紹介では、一ページ目に野村氏の公式イラスト一枚、二ページ目にゲーム(戦闘画面)の3Dポリゴンキャラが四体~五体。
そして三ページ目にゲーム画面数枚とそのキャラクターの分析。
四ページ目に｢リミット｣の技と装備できる武器の紹介。

････四ページ目に当たる紹介、リミットは｢レベル３｣の技までしかなく、装備できる武器も本編で最高であるはずの物が載っていない。(ゴッドハンド等) そこが何やら中途半端である。

あとページの最後にポスターが付いています。天野画で、クラウドとエアリスの｢平穏｣、そして裏にはクラウドがバイクに載っている画。

全体的にやはりFF7のキャラクターが好きな方にオススメだと思います。

フルメタル・パニック！　アナザー１ (富士見ファンタジア文庫)

戦闘シーンはASの躍動感は、はね返った泥を感じるほどにイキオイと迫力を感じる。
ここら辺が賀東さんが見込んだポイントなのかな。
日常のシーンは原作のノリを持ち込んだようなテンポの良さと軽さが心地いい。
ただ、キャラクターに関しては宗介やカナメやガウルンに出会った時ほどのインパクトは無かった。
見た目と設定を裏切らない言動はある意味安心するけど、心理描写が足りなく少し薄味に感じた。
気になったキャラはベルトランとバクスター。DOMSの優秀な社員という設定で、
頻繁に登場するわりには大きな活躍をしていない印象をうける。
そのせいで達哉に対しての意見などに説得力が無い。北陸の事件の時にもう少し活躍して欲しかった。
そもそも構想に10年かけた原作のキャラと構想1年も無いであろうアナザーのキャラを比べるのは酷か。
とかく次巻以降のベルトランとバクスターとカルロスに期待にしよう。

The Golden Compass (His Dark Materials)

映画の「ライラの冒険黄金の羅針盤」を見た方が先でした。
映画は第１部とはいえ、正直中途半端な終わり方だなぁと思っていたんですが、
パンフレットに原作が英国で凄く評価されている、というような書き方をされていたので、
原作に興味を持って読みました。

小説を読んでみての感想ですが、私は小説の方がおもしろいです。

小説も、基本映画と一緒なんですが（まぁつまり映画が、小説と一緒なんですが）、
ライラが家族についてジプシャンから教わるところなど微妙だけど重要な点が、
序盤にさらっと書いてありました。

重要なことが、謎ではなく事実としてライラと読者に提示されていて、
それを理解した状態で話が進んでいくので、
話の展開が早くても充分に消化していくことができました。

きちんと説明されて先に進みたい方は小説を読んだ方がすっきりすると思います。

映画の黄金の羅針盤は、下巻の途中までの内容です。
原作の方がもう少し先まで、しかもすごく重要なストーリーのシーンまで含まれています。

下巻のラストは衝撃的でした。

そーかー、このシーンの前で切ったのか。

映画的には、下巻のラストまでやったほうが、ストーリーも盛り上がった上に、
次が気になって、興行的にも盛り上がったんじゃないかなぁ。

２部以降ボリュームが多くて映画の尺がたりるのかな。

フルメタル・パニック！マジで危ない九死に一生？ (富士見ファンタジア文庫)

他の方が挙げているように何時もの短編はネタ切れ感を感じます。
長編シリーズとのクオリティーの差が大きくあります。

でも書き下ろしの本編後日談は凄く良かったです。
感動的な話なのですが、ところどころ笑え、本編で深く切り込まれなかったバニやラナなんかの掘り下げもあって良かったです。

短編シリーズはこれで終了との事ですが、フルメタアナザーやサイドアームズで展開されていくのでファンとしては嬉しいですね。

スターダンサーズ・バレエ団「シンデレラ」(全2幕) [DVD]

『ちょっぴり現代風』とはあるので心配でしたが、全く違和感がありませんでした。
ネズミの着ぐるみもとても可愛く、ディズニー映画を見ているよう♪
四季の精の代わりにネズミ達が出てきてシンデレラに踊りを教えるのですが、話の流れが自然で、子供達にも分かりやすいと思います。

義母や義姉妹の踊りも圧巻!
馬の場面だけは『もうちょっと何か…』と思いましたが、映像も綺麗で、楽しくて可愛くて、オススメのシンデレラです!