いろどおり(初回生産限定盤)(DVD付)
高鈴のほぼ2年ぶりのフルアルバム、14曲いりです。
前作よりは、アレンジに色々な楽器が入っていますが、シンプルな構成には替わりになく、ボーカルを生かすようなアレンジに仕上がっています。
どの曲も好きですが、比較的疾走感のある曲やテンポのよい曲が最初に置かれ、後になるほど落ち着いた静かな曲になっているように感じられます。
何回か聞くと飽きてくるようなアルバムとは違い、繰り返し長い期間楽しめると思うので、お買い得です。
ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)
第1巻と同様、1話完結形式で物語は進んでいく。「荊姫」「月下美人」「恋人たち」「等価の書」「胎児の書」が"ザ・スニーカー"掲載分で、「必勝法」「ラジエルの書架」が書き下ろし。幻書が人を歪めるのか、人が幻書を歪めるのか、様々なパターンで幻書と人のストーリーが展開されています。
個人的意見としては、ダリアンの言動をヒューイが上手くあしらえる様になったため、お話のテンポが良くなっている気がする。また、幻書にまつわるシリアス系の話と、カミラの登場するほんわか系の話がバランス良く配置されているので、その落差によってダリアンの心情が伝わってくる。ヒューイに関するストーリーや、幻書の成り立ちや書架の秘密なども織り込まれて、物語が作り込まれてきたと思う。Extra Episodeで語られる物語と、ヒューイ達の物語が、これからリンクすることがあるのかないのか。まだまだ世界は広がりを見せそうです。
ワンダフル天使(チャコ)
パンジーの北原佐和子・真鍋ちえみに続く最終兵器として登場したチャコの唯一のアルバムがボーナストラックを収録して初CD化。
はっきり言って歌は甘えた歌唱方でお世辞にも上手いとはいえません。しかし、今のアイドルでも考えられないような作家陣が参加している豪華なアルバムです。彼女たちの活躍があったからこそ後のオスカー・プロモーションの今日の成功があったと言っても過言ではないでしょう。
まさにカルト・アイドルの幻のアルバムです。今、手に入れないと必ず後悔しますよ。
ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)
キャラ設定はありきたりなのは納得できる
一人の青年の前に現れた謎の毒舌ツンデレ美少女って
でもこういうは読者にとって、かえってとっつきやすいんじゃないかな?
ヒューイとダリアンの掛け合いも読んでて面白いけど
一番の見所はやっぱり、幻書に関わった人間がどんな結末を迎えるのか、だと思う
悪魔の叡智を前に、人間は如何に小さな存在であるか
一つの絶対的で強大な力は、人間にとってどれほど魅力的なものか
そしてその魅力は人間を如何に簡単に狂わしてしまうか
こんな感じのものがこの本には書かれている
所々に挟まれる断章も内容は短いが、なかなか面白いと思う
全体的に、確かに他の色んなラノベ作品と設定が似通っていて
どこかで読んだ感覚を覚えるかもしれないけど
これはこれでなかなか面白いんじゃないかな?
読んでて面白いのはキャラの会話だけじゃない、ってところに好感が持てる
僕の主観だけど
あとダークファンタジーってほど暗くはない
漫画でいう所のベルセルクみたいなハイファンタジーものを期待してる人は
肩透かしを食らうかもしれない
ほんのりかじった感じにダークなので、割と安心して読めると思う
まあ、ちとグロい描写はちょいちょいあるけども
ダンタリアンの書架 (2) (角川コミックス・エース 84-4)
2巻ですが、順序的には1巻の前の、出会いの部分からになるため、
2巻から買って読んでも問題ないくらいです。
阿倍野ちゃこさんの描く少女ヒロインはとても可愛いです。お人形さんみたいです。
小説版も可愛いですが、個人的には阿倍野ちゃこさんの絵が好きなので絵はそちら準拠にしてほしいところです。