RICHARD BURNS RALLY(UK)
ラリードライバー、リチャード・バーンズの名を冠したラリーゲーム。
6カ国、各6コース(内2つは逆走コース)、計36コースをラリーマシンで疾走する。
このゲームで特筆すべきは、ラリーカーの本格的な挙動。
アクセル、ブレーキ、ハンドルは丁寧かつ大胆な操作を要求される。
雑なブレーキをすると、マシンは滑って向きをかえ操作不能に。
高速走行中に不要なハンドル操作をすると、すぐ挙動が乱れコースアウト。
安全運転を心がければ、ゆっくりドライブ気分で楽しめるが、それでは良いタイムが出ない。
この運転の安全域と危険域の境目が分かってくると、俄然面白くなってくる。
初めのうちは怖くてなかなかフルアクセルに出来なくても、少しずつ上達し、
加速と減速にメリハリが利いた速い走りに挑戦出来るようになり、こうなってくるともう快感。
成分がリアルなため、ハンドル型コントローラー推奨。パッドやキーボードでは苦労する。
FIAの公認を取得していないため、WRCからは少々アレンジされているのが残念。
フィンランドコースはスウェーデンの様な雪道に、フランスコースはモンテカルロの様なヘアピンの連続になっている。
(ただし、日本コースは本物そっくり!)
マシンもWRCカラーではないが、これはすでに様々な素晴らしいskinが出ており、入れ替えが可能。
リアルで難しいからといって、初心者お断りというわけでもありません。
車を運転している人なら馴染むのも早いでしょうし、あくまでゲームですから、グランツーリスモ的な難易度といえるでしょう。
私的な感想ですが、過去最高のラリーゲームです。
RICHARD BURNS RALLY(UK)
このゲームは故リチャード・バーンズ氏が遺してくれた
ラリーファンの宝物になったといっても過言ではないと思っている。
通常私たちが乗る一般車では得られないラリーカーの挙動を簡素化してパラメータ化し
シミュレートすることに成功していることは間違いない。
四輪のサスペンションの動きを再現するためにマクファーソンストラットの原理をゲーム内で
単純ながらもシュミレートすることを目標にしたと聞いている。
一度やればその動きに驚くこと間違いない。
レーシングゲームに飽きた方はぜひ手にしてみて欲しい。
ただ、続編がもう出ないことが悲しくて仕方ない・・・・・
とそう思うようになる事は避けられないことではあるが。
*より楽しむためにパッチとMODの導入必須。