つボイ正伝 「金太の大冒険」の大冒険
第1章・幼少期〜大学まで(13ページ)
第2章・大学で音楽活動を初めた頃〜名古屋でラジオ活動及び舌下降板事件(チェリッシュの回想録付 32ページ)
第3章・ヤングスタジオ1430、土曜天国等のラジオ及びアルバム“ジョーズヘタ”発売の活動、そしてエレックレコード倒産まで(元CBC佐野ディレクター回想録付 37ページ)
第4章・バンド解散後東京へ。ヤングジャパンに所属し“おはようこどもショー(77年4月)”“オールナイトニッポン”(77年10月)など6本のレギュラー。しかし体調不良により、事務所脱退。仕事激減するも、NHKの“プリンプリン物語”で抜擢。(24ページ) オールナイトニッポン最終回内容要約(22ページ)
第5章・名古屋に戻り鍼灸師の資格取得、名古屋で再びレギュラー、そして81年4月から87年3月までKBS京都で伝説ラジオ“ハイヤング京都水曜日”を務めるも、終了後3ヶ月ギャラ無し生活。その後同局で朝ラジオ“おはようアドベンチャー”を務める。また京都時代パソコン関連会社“つボイノリオ商店”を設立するも、順風とはいえず・・(31ページ)
第6章・名古屋に戻り93年10月より、現代まで続く長寿番組“聞けば聞くほど”の開始、及びベストアルバム“あっ超ー”発売と諸々な話(19ページ)
第7章・99年よりインターネットラジオ開始。配信元の原武士専務コメント付及び最近の音楽活動のついて(21ページ)
という内容になっています。なお書式は、つボイさんが書き綴るというものではなく、安藤獅子丸さんというインタビュアーがつボイさんにインタビューする書式になっています。
また、リスナー集会の模様、つボイさんの人柄が伺えるエピソード、芸能人本にはお約束の暴露話などに関しての記述は一切ありません。細部まで記すとあまりに膨大な量になるゆえ、つボイさんの軌跡に焦点をあてることにした結果だと思われます。そういう人間臭い内容を期待する向きには、全くの期待はずれになると思います。
では、そういう暴露的側面がないなら読んでも仕方無い・・と思う向きは多いかと思います。ところがそんな内容は無くても十分読み応えがあります。それは、あまりについてない、つボイさん自身の歴史・・よくぞここまでチャンスに見放されてしまったなという彼の人生は、普通の人なら相当めげてしまうと思いますが、そんな悲惨な人生をも笑いにしラジオで話すつボイさん・・決して腐らず、ひたむきに一生懸命頑張ってきた彼の生き様に触れることは、悲惨な今の時代に生きる我々にとって大いに勇気づけられるものになると思います。そういう点でこの本を読む価値はあると思います。
『つボイノリオの聞けば聞くほど』15周年記念 CD BOOK
これは月〜金曜日朝のCBCラジオで絶大な人気をほこる、“つボイノリオの聞けば聞くほど”の放送15周年を記念して製作されたCD3枚と、その歴史年表と写真を収めた14ページほどの小冊子が付いたものです。
CD1枚目は1993年〜2002年までの最初の10年を振り返ったもので、10周年記念特番の音声も交え、トラック1・93年番組開始当初〜98年小高さん出産までを回想 トラック2・99年の見られちゃったシリーズ、日本弟協会、全日本姉連合ネタ トラック3・2001年主婦層からのエロネタ・きゅーちゃん闘病記など
CD2枚目は、リスナーさんからのお宝音源特集で、トラック1、2・小高さん名言集・何も知らない加藤アナにエロ言葉を言わして喜ぶつボイさんなど トラック3、4・椅子で回るつボイさん・つボイさんの変な歌特集(前戯の歌、カツドンの歌など)・物真似(ミッキー、大塚先生など) トラック5・男と女(ゴシゴシの歌つき)
CD3枚目は、2008年10月13日にオアシス21で2000人集め、行われた公開録音分で、過去5年を振り返ったもので、トラック1・男と女 トラック2・嫁姑 トラック3・悪徳商法、スパムメール トラック4・秀志さんの歌う“つボイノリオ”のうた トラック5・バカ息子バカ娘 トラック6・むかつく相方
となっています。聞けば〜ファンはもとより、つボイさんのファンの方にはマストアイテム必至の一品だと思います。
それと初回生産部数はそんなに多くなさそうなので、迷ってられる方は、即購入をおすすめします。
モンスターファーム~円盤石の秘密~BOX2 [DVD]
放送当時小学生だった自分も社会人になりましたが、あの時の感動が蘇ってきて何度観ても色あせませんね。
愛、涙、熱さ、友情…
特にクライマックスの火の鳥誕生の瞬間、もう涙が止まりません。是非BOX1と一緒に購入をお勧めします
つボイノリオ 還暦記念クラシックコンサート [DVD]
DVDの帯にも書かれている通り、“つボイノリオ60歳にして初の映像作品”です。
CBC圏外に住むものにとっては、動画で見られるつボイさんに感動すら覚えるかも知れません。
内容は60歳誕生日当日に開催された“還暦祝いコンサート”をDVDにしたに過ぎませんが、ミュージシャンとして音楽活動を長らく続けられているつボイさんにとっても、このコンサートでは初めて指揮者として参加したものであり、どういう苦労があり、それを乗り越えてコンサートが成功したか確認出来るドキュメンタリーでもあります。演奏した楽団員が手弁当で、更に参加費まで払ってまで集ったのですから成功への想いはN響以上かも知れません。
コンサートの映像では小高アナの変装(変奏?)あり、つボイさんへのサプライズあり、そして心筋梗塞で倒れる直前の見事な腹周りを確認できる貴重な記録であります。
通常の2chステレオの他に、ドルビー5.1chサラウンド、そしてつボイさんお家芸の「副音声」バージョンも聞き物です。つボイさんと小高アナの夫婦漫才の如き掛け合いも聞き物。
コンサート終了後、翌週初めの“聞けば聞くほど”のラジオ放送分もオマケに入っています。