一千一秒物語 (新潮文庫)
実に作り物じみた装置が、ふんだんにちりばめられたおもちゃ箱のような作品です。なんともキラキラしたモダンな話。アップ・トゥ・デートというのではなく、あくまでもモダンです。心理学のユング派の先生が、日本では珍しい内向性感覚タイプの、まさにアダルト・ファンタジーであると何かに書いていました。
ぜんまいとか機械仕掛けとか、こんぺいとうなんて言葉を聞いて、意味が分からなくとも、なんかいいなって思える人は是非読んでください。稲垣さんは同性愛傾向を色々言われたりする作家ですが、文学的背景がしっかりした方だし、これはまさに珠玉の名作。
タルホロジー
久保田麻琴の色が濃いバックバンドでした。
あがた森魚と組むとは、思いもよらないゴールデンコンビ♪
欲を言えば、サンディーにも参加して欲しかったです。
”百合コレクション”が一番好きなのですが、元ちとせとのデュエットの時のあがた森魚の声が好きでした。このアルバムでは、ちょっと声が高くて明るすぎます。
でもいいアルバムです。
長崎公演してくれないかな〜
STAR☆CRAZY(紙ジャケット仕様)
本作発売当時はアイドル全盛の時代。歌謡ロックというべきミュージシャンが沢山デビューした時期でもあった。
ヴァージンVSは時代に媚びることなく、しかしそれでいて非常にポップなロックを作り出した。コズミック・サイクラーは、うる星やつらのエンディングテーマの別テイクで、とても軽快な隠れた名曲である。