Fairy Dance フィギュア17 つばさヒカルモバイル

この回には映像特典で「次世代アニメーションへの兆戦」が入っています
そこでは製作プロデューサーの話や声優インタビューなどがあります
今回一番私が感激したのは声優インタビュー
ベテラン声優の矢島さん、折笠さん、小山さんがそれぞれ作品に関して話します
矢島さんはクレヨンしんちゃんの時と違いまったく普通の声で話していたのでさすがベテランだなぁと思いました
折笠さんはいたって普通で、ヒカルちゃんらしく話しています
小山さんはＤＤそのままです
いや、しかし自分の好きな声優さんが二人も主役をやっているとは感激ですねこのアニメはねぇ
是非ともこのＤＶＤを買ってプロデューサーさんや声優さん方の
意気込みを聞いてください

フィギュア17 つばさ&ヒカル ― オリジナル・サウンドトラック

これを聴くと、アニメ「フィギュア17」の数々の名シーンを思い出す事ができます。
そして、また観たいなーと思わせてくれます
あ、でも勿論アニメを見たことがない方でも充分満足して頂けると思いますよ。
ほっとするような暖かく優しい曲もあれば苦しい戦闘シーンをイメージさせる曲など
さまざまな雰囲気の曲を楽しむ事ができます。

同じ曲が何曲か入っていますが、歌声が入っているいないかや、
演奏する楽器を換えたりする事などでまた違った印象の曲になっています。
いい曲ばかりなので、皆さんも一度聴いてみてはいかがでしょうか？凄くオススメです！！
･･ただ、ALFEEが歌っているOP＆EDも収録してくれているともっと嬉しかったかな･･
イエ、これでも素晴らしいくらい完成度は高いですがね！

フィギュア17つばさ&ヒカル Vol.1 (電撃コミックス)

この漫画は北は北海道が舞台のとても感動できる涙知らずの人も、
すぐ涙腺がプチっと切れてしまいそうなほど良いストーリーです。
まずは一巻で楽しんで、そして最終巻の二巻で泣いちゃってください。。。

EMOTION the Best　フィギュア17 つばさ&ヒカル DVD-BOX

　１０年経っても色あせないこの大傑作が、DVD BOXで廉価に入手できるなんて夢のようですね。

　北の国からを意識して作られたそうですが、アニメであることがこれほど正解であることは珍しいですね。小学校４年生を主人公にして物語をを描こうとしたとき、どんな上手な子役を配したとしても、演技であることが物語の味わいをそいでしまう。へたならぶちこわしであるし、上手すぎれば上手すぎたで、物語よりも、演技に目がいってしまう。その点、この年齢の子供の日常を丁寧に描こうとしたら、やはりアニメーションといった手法が適切なのかもしれません。例えば、子供たちの釣りの場面での、つばさとひかるの口元の描きわけなど、画という限界に規定されたある種パターン的な―ただ線がひん曲がっているか、短くまっすぐかの違い―お約束なのであるがそれが性格描写やストーリー理解の妨げにはならないし、むしろ感情移入をたやすくします。

なに！それはお前が２次元派のアニオタだからだと！そうではありまっせん。では何か？君は小学４年生相手にリア充になりたいというのかね。そういう不健康なまねはやめておいたほうがよいぞ。

とにかく、単純化された様式的な表現の力を再確認するアニメであります。一例をあげれば、第１２話だったか、つばさから意識的に距離を置こうとするひかるに対する不安を表すために。図書館で一人ひかるを待つつばさの目の演技には悶絶するのです。ただ、１ページめくるたびに右を見たり、左を見たりするだけなのですが、なんと表現力豊かな演出なのでしょう。台詞においても、もし実写であれば、そんなこと４年生でいうわけないだろ、と思える台詞でも、どうしてアニメだとリアリティーがでるんでしょう？１０年前の作品であるから、ストーリーもやたら伏線を張りまくって最後に回収するといった今風の作りではありません。守るべき最愛の友達という少年少女ストーリーの王道を、承認されたいつばさと、それを承認するひかるという設定で引っ張り続け、最後に実はつばさがひかるに承認され続けていたこと、そしてつばさはひかるを承認していなかったことにようやく気がつき、初めてつばさはひかるを承認できるようになると語ります。つばさの「（ひかるちゃんは）私の記憶を盗んで・・・同じじゃないもん・・・人間じゃないから！」から、ひかるの「よかった。私が生まれてきたことがつばさちゃんの役にたったんだから」（正確な引用ではありませんが）まで、怒濤の展開に目が離せません。
　
　なんて、軟弱な講釈たれてみましたけど、とにかく面白い！！！驚くべきことは、このFIGURE17はアメリカでもコンプリートセットが発売されていて、実に評価が高いのであります。アメリカ人にもまっとうに軟弱な連中もいるということです。ちなみに、アメリカ版で、ひかるの吹き替えをやっている声優は実に適役でありまして、笑い声が日本版よりやや下品な感じで演出されていて、二人の対比がより際立っています。日本語版と比べてみるのも面白いですよ。
うーむ、バトルシーンはどうでもよいというようなレビューになってしまいました。まあそれだけ、日常描写が圧倒的ということです。