日本でいちばん大切にしたい会社
2005年をピークに日本の人口は減少に転じた。
すでに地方では顕著になっていることだが、これから日本のマーケットには「縮小圧力」が猛烈にかかってくる。消費する人口が減るのだから、業界全体の売り上げは減るのが当然である。そのような時代に適した経営戦略が求められているのだが、本書はそのような時代における1つの「成功モデル」を提示していると思う。
かつて人口が増え、マーケットがぐんぐん拡大していた頃は「成長すること」が正解だった。
新しい客がどんどん来るのだから、少々粗雑な扱いをしてもよかったし、それよりも「数」を増やすことで利益が上がった。極端な話、客に「もうこんな会社とは付き合いたくない!」と思われるような「焼き畑農業」的商法であっても、マーケットが拡大している間は通用した。
しかし、今やマーケットは縮小するばかりである。いったん客を失うと補充することは容易ではない。さらに、縮小するマーケットでは情報が伝わりやすく、「口コミ」が威力を発揮する。このようなマーケットでは「今ある客を大事にすること」を中心とする、「マーケットの深堀り」戦略が有効である。お客様の数は減るに決まっているのだから、一人ひとりのお客様を大事にして客単価を上げていくしかないのだ。
本書で紹介してある企業の経営戦略に共通するのは、「成長への誘惑」を断固断ち切っていることである。極めて意志的に、頑固なまでに「小さいまま」でいる。「大きくなる」ことで自らの強みが失われることをよく知っているからであろうが、おそらくそれは正しい。小さな企業だからこそ、高付加価値なサービスを提供できるのだ。21世紀型の経営モデルとして非常に興味深い。
刑事マガジン Vol.7 (タツミムック)
毎号出るたびに買ってしまう。
刑事ドラマが80年代の頃のようにまたたくさん放送して欲しいですね。できればハードボイルド路線を…といてもハードボイルドを知らない若い世代が増えてきたので無理なのかな?。やはりこの本を買う方はR35なのですかね?。
ドラえもん 映画主題歌集+挿入歌
ドラえもん映画の中で武田鉄矢さんが歌った主題歌をまとめたアルバム。
実際の収録曲は全9曲です。後はその9曲のカラオケになりますので、数がたくさんあると惑わされないこと。
聴いて判るのですが、武田さんの歌う歌はどれも非常に「温かみ」があり、聴いていてとても心地よいのです。
これは子供から大人までが視聴者に含まれる題材であることを考えれば非常に大切なことであります。
中でも「のび太の宇宙小戦争(リトル・スターウォーズ)」主題歌「少年期」は実際の映画内でも
レジスタンスのメンバーによる弾き語りで挿入されるなど演出面でも絶妙で、作品の価値を非常に高めたと感じました。
問題は、後期ドラ映画では武田さんが主題歌担当を降りてしまい、安易な流行のアイドルを起用するようになったこと。
だから20作品以上制作されているのに全9曲と少ないのですよ。武田さんが歌った作品の数自体が。
多分、原作の藤子先生が亡くなられたことが何かしらの影響があったと思われます。
藤子先生あっての「ドラ」。そういう想いが少なからず武田さんにあったのではないかなと。
豆富小僧 DVD&ブルーレイ セット(2枚組)【初回限定生産】 [Blu-ray]
私は、映画館で実際に観て購入を決めました。最初は、アニメだから完全に子供向けで大人にはチョット・・・と思っていたんですが、豆腐小僧の可愛さとひたむきさ、なにより優しさに感動してしまいました。声優の方々もキャラクターにぴったりで、とにかく何度見ても飽きません!!笑えて泣ける作品だと思います。
二十四の瞳 [VHS]
壷井栄原作の同名小説の映画化。戦中の小豆島の小学校のおはなし。海辺の村で無邪気な子供達と若いおなご先生が感動と微笑みを与えてくれる。しかし、その平和な村にもついに戦争という名の影がしのびよる。感動作。