坂本龍馬の拳銃
日本のジャズプレーヤーだから、フリージャズ系だから、というような先入観を持たずに聴いていただきたい作品です。聴き始めたら最後まで一気に聴いてしまうでしょう。ドライブ感、爽快感、ピアノの鳴り、それらが一体となって聴き手を圧倒します。
それぞれの曲については、「商品の説明-内容紹介」に全く同感です。ジャズ・スタンダードの1、5、6、10、ミンガスのブルース曲12、いずれもオリジナルの良さを損なわず、見事にスガダイロー作品に仕上がっています。彼自身のコンポーザーとしての実力も確かなものです。我が国のジャズ界にこうした新人が出現したことを素直に喜びたいと思います。
Mingus at Carnegie Hall
Mingusのアルバムと言うより、私はRoland Kirkのアルバムと思っている。C-Jam bluesでのKirkのソロは共演者をなぎ倒す勢い!!唖然とするほど素晴らしい。輸入版でぜひ購入を!
Mingus Ah Um
この曲にはミンガスミュージックのエッセンスが詰まっている。
このアルバムは曲数からもわかるとおり1曲1曲は短い。
しかし、その(ジャズの演奏としては)短い時間の中でミンガスはその個性を見事に発揮している。
むしろ曲数が多いが故にミンガスミュージックの持つ多様性がかいま見られて面白い。
まず、はじめの3曲はブルーズである。全部ブルーズであるのに似たような曲は1つもない。
"Bird Calls"では楽音以外(この曲では鳥の鳴き声)を楽器で表現するというミンガスミュージック特有の表現も聞かれる。
また基本的に名曲揃いであり後々までミンガスの愛奏曲となる曲も多い。
ミンガスを聞いたことがない人にはミンガスを知るための1枚として、
ミンガスを好きになりつつある人にはもっと好きになるための1枚として、
ミンガスなんて嫌いだという人には誤解を解くための1枚として、
是非ともお勧めの1枚です。
ジャズ・カントリー (文学のおくりもの ベスト版)
「ジャズ」とタイトルにありますが、
ジャズをまったく知らない人や興味のない人でも、
思わず引き込まれてしまいます。
これは普遍的な青春の物語です。
進路を決めかねて悩んでいる若者はぜひ読むべし!