クラシック・アルバムズ : ネヴァーマインド [DVD]
メンバー、プロデューサーなど参加の数少ない公式な映像作品。
多くの非公式、未公認の作品よりずっと価値がある。
確かに、エピソード自体は熱心なファンにはお馴染みなものも多い。
ライヴ映像はほぼ既出の作品からの抜粋、
公式なもので初公開のライヴ映像も少しだけだ。
そして
計75分で、この価格はやや割高な印象を受ける。
しかし、
ヴォーカルや、コーラス、ギターのみ音を出しながらする
ブッチ・ヴィグの曲解説はとても良い。
これは紙媒体では無理な内容で、この作品の一番の売りだろう。
高い価格を除けば、
この解説だけのために購入しても満足できるだろう。
カート・コバーン アバウト・ア・サン デラックス版 [DVD]
稀有な作品。
なぜなら、面影を捉えた作品はセンスと知性がないと撮れないし理解できないからだ。
誰もが覚える面影への寂寥や憧憬を捉えようとする視点がまず稀有。
そして、捉え得た結果が更に稀有。
どうしようもなく寂しいんだよぅ!
カート・コバーン『JOURNALS』
US版のJOURNALS(ペーパーバック。以下、US版と表記します)と比較したところ、US版に比べ、紙質はつるつるした感じです。本はUS版より一回り小さく、ノートの写し自体もUS版に比べ一回り小さくなっていますが、日本版のほうが若干はっきりとプリントされている感じがしました。日本語版の良いところは日本語訳が付いているところです。ただ残念なことに、表現が好ましくなかったためかわかりませんが、US版に比べ、掲載されていないページが14ページくらいあります。この本にはカバーがついているのですが、カバーをはずすと赤いノートの表紙になっています。内容はカートが手紙を贈る際の下書きや歌詞などが書かれています。よく知っている人にはかかれている内容も飲み込みやすく楽しめて読めると思います。以上僕がこの本を買うにあたって気になったところです。